奇経八脈 衝脈
経脈流注
衝脈は任脈と同じように骨盤腔内の子宮から起こり、脊柱の深部をめぐって前は陰経諸脈に交わり、後ろは陽経諸脈に交わって十二経脈の海となる。
そして皮下にめぐる衝脈は鼠径部で胃経の気衝穴から腎経と並んで腹壁を上行し、胸部に広がってめぐり、さらに上行して喉に行き、左右合してまた分かれ、さらに上ってロ唇にめぐる。
この経脈に所属する経穴は、腎経の横骨から幽門までの左右各々11穴とする説と、皮下の衝脈として気衝から胃経の腹部の経穴を考える説とがあるが、一般には前者をとる。
病証
逆気(のぼせ)、胸内急痛(胸が急に痛む)、大下泄(激しい下痢)。
意義
衝はつく、うごく、通じる。脈は経脈。衝脈は、十二経脈に通じる経脈であり、また下腹部から上腹部へつきあげてくる逆気の証に用いられる経脈である。
スポンサードリンク
