津液(しんえき)・水(すい)
血液以外の体液を水といいます。
水の中でも、生理的に作用するものを津液といいます。
津液は更に津と液に分かれます。
津は透き通った薄い液体で、皮膚・粘膜・臓腑など、全身の組織を潤し、また体温が上昇すれば汗となって体外に放出されます。
液は濁った濃い液体で、関節・脳髄・脊髄・骨腔(こつくう)などを満たしており、関節運動を円滑にしているのです。
津液の生成・循環・代謝は以下のようになされています。
臓腑では、脾・肺・腎が深く関わっています。
1.津液は脾・胃の運化によって吸収され肺に送られます。
2.肺に送られた津液は全身くまなく分布されます。肺の
宣散によって、皮膚にめぐらされた津液は汗として排泄
され、粛降によって膀胱に降ろされた津液は尿として排
泄されます。
宣散(せんさん)…津液を体表にめぐらせる作用
粛降(しゅくこう)…津液を膀胱に降ろす作用
3.小腸・大腸も津液の代謝に関係しています。
(消化した残り物を固形物と水分に分ける・
便の硬さを調節する)
4.腎は津液の代謝全体を促進する働きをしている。
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