病(やまい)の原因

東洋医学でいう病の原因には、外から入ってくるもの、内から起こってくるもの、内からでも外からでもないもの、の三つに分かれます。


外から入ってくるものを邪(じゃ)と呼び、風・熱・湿・燥・寒の五つがあります。

(例:熱邪に侵されたのが熱射病)

外邪に侵された状態をを外感(がいかん)といいます。


内から起こってくるものは、七つの感情の強い変化(七情の乱れ)が原因となります。怒・喜・思・憂・恐・悲・驚の感情が過ぎれば病の原因となるのです。

(例:怒りすぎで肝が強まり血圧が上がる)

内因によって侵された状態を内傷(ないしょう)といいます。


内因でも外因でもないもの、これを不内外因といいます。

飲食の不摂生や、心身の過労(飲食労倦:いんしょくろうけん)、の不摂生(房事過多:ぼうじかた)、不適当な住宅環境、外傷、虫さされなどが含まれます。

いわゆる、「生活習慣病」ですね。


東洋医学には、「内傷なければ外邪入らず。」という言葉があります。

精神的に健康であれば、外からの影響で病気になる事はないという事です。

様々な精神的ストレスが病気の元になっているという事ですね。


精神と体(病気)との因果関係は、最近でこそ当たり前になっていますが、実は西洋医学でストレスから病気になると言われ出したのは、本当に最近の事なんです。

西洋医学では、「精神と病気との因果関係は無い」というのが常識だったんです。


このような事からも、東洋医学は病気の予防に優れている事が伺えるのです。


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