羽山先生の東洋医学臨床論

カゼを引いてから…

カゼを引いてから、痰がからんで治らないという方がいらっしゃいました。

肺を見ると、右の上葉が右方向に動きにくくなっていて、左の下葉が左方向に動きにくくなっていました。

また、呼吸をすると、息を吐いたときに胸骨が左に回転します。

気管支には動きの制限はあまりありませんでした。

まず喉頭部の軟骨を調整して、次に肺の調整をします。動きの悪い方向に肺を動かします。続いて胸骨の調整をして、均等に動くようにします。

これ全部、手で行います。マッサージです。

ボクが教えているセミナーで、胸郭のマッサージを教えるのですが、呼吸器の調整はその応用です。

触診がしっかりしていると、胸郭がわかればその深部の呼吸器の動きもわかります。

最後に、胸椎の2番と3番の動きが悪かったので、仙骨を左右に揺らせてその振動を動きの悪い胸椎に伝え、動きを改善させました。おそらく胸椎の動きの悪さは呼吸器からの関連でしょう。

その人の治療はそれで終わり。

たぶん、痰がからむのは治るでしょう。

東洋医学臨床論 コラム著者 羽山弘一 羽山先生の治療院HP

羽山先生が講師の鍼灸・按摩マッサージの研究会



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