高血圧時の対処法

高血圧。

よく聞く言葉です。


そもそも血圧って何なのでしょうか?


血液が心臓の収縮によって押し出され、血管を通じて全身に巡らされます。

この押し出された血液が血管を内側から押す圧力。これを血圧といいます。

動脈硬化などになると、硬い血管にかかる圧力が増大します。これが高血圧という状態です。


この硬くなり弾力性が無くなった血管に高い圧力が掛かると、通常ならば伸びて圧力を逃がすのですが、これが出来ずに血管が破れてしまうことがあります。

これが脳で起これば脳溢血脳溢血のういっけつ 脳溢血(脳内出血)です。


高血圧がいけないと言われる理由です。


しかし、血圧計の数値を下げればそれでいいのか?と言えば答えは NO です。

そもそも血圧が上がる理由は、脳に血液を送るためです。

人間にとって脳に血液がこないことは即、死を意味します。


悪玉コレステロールの血管壁への沈着による動脈硬化や脂肪の血管壁沈着による狭窄(きょうさく ※血管内が狭くなる) によって血流障害が起こります。

結果、脳に血液がいきにくくなるのです。


このために体は必死になって血圧を上げ、脳に血液を送っています。

血圧は、必要だから上がっているのです。


安易に血圧降下剤で下げるのはよくありません。

(あまりにも高い場合は緊急を要するのでこの限りではありません。専門の医師の指示に従って下さい。)


私たちがとるべき行動は、生活習慣を見直すことです。

動脈硬化を進めないために、血液を綺麗な状態にするために、食事の改善(動物性の脂肪・砂糖類・アルコール類)たばこ等を見直す必要があるでしょう。

真の健康には努力の継続が必要です。


しかし、生活習慣改善の効果がでるのは非常に時間が掛かります。

緊急時は薬の服用も必要になってきますが、簡単な対処法をお教えしましょう。


そもそも血圧は脳に血液を送るために上がると言いました。

普段、脳は心臓よりも高い位置にあります。

重力に逆らって血液を送らなければならないので、強い圧力が必要となります。


対処法は、「横になって安静にする」ことです。

横になることで、脳と心臓の高さは同じくらいになり、それほど頑張らなくても血液を送れるようになります。


大事なことは血圧計の数値に振り回されないことです。

一概に “高ければ悪い” “低ければ良い” というようなものではないということを肝に銘じて日々の生活を送りましょう。


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